試乗ジャガーE-PACE(Eペース)2.0L P250 走り/サイズ/内装を評価

公開 : 2018.04.26 18:40  更新 : 2018.05.01 14:31

真っ赤なジャガーE-PACE(Eペース)を試乗してきました。2018年モデルだけの「ファーストエディション」です。写真20枚で、サイズ/内装/走りを検証。ジャガーのSUV2車種、EとFのどちらを買うべきか。コレでもう迷わない?

もくじ

どんなクルマ?
全24モデル用意 「ファーストエディション」試乗
ベイビー・ジャガー そのサイズは?

どんな感じ?
インジニウム・ガソリン+9速AT+AWD
ダイナミックモード その走りは?

「買い」か?
ライバル多き「コンパクトSUV」 評価は?
スペック
ジャガーE-PACE ファーストエディション 2.0L P250のスペック

どんなクルマ?

全24モデル用意 「ファーストエディション」試乗

ここ数年の間に、いわゆるプレミアム&スポーツ・ブランドから市場へと投じられるSUVは、珍しい存在ではなくなった。ここで紹介するジャガーも、もちろんその代表的な例。2015年にまず「F-PACE」でSUV市場へと参入したジャガーは、それに続いて「E-PACE」を2017年に発表。FとEの関係は、もちろん「XF」と「XE」のそれと同様で、E-PACEはF-PACEよりもコンパクトなサイズのボディが与えられる。日本での使い勝手を考えるのならば、E-PACEが今後、ジャガー製SUVの主力として存在感を強めていくのは確かなところだ。


そのE-PACEが、日本市場にも導入されることになった。ユーザー層の幅広さを象徴するかのように、日本仕様のラインナップは導入初年度となる2018年のみ販売される特別仕様車、「FIRST EDITION(ファーストエディション) 2.0L P250」を含めた全24モデル。搭載されるエンジンは、

・249ps/300psの2ℓ直列4気筒ガソリンターボ
・180psの2ℓ直列4気筒ディーゼルターボ

という3タイプ。これらはいずれも、「INGENIUM(インジニウム)」と呼ばれるジャガー・ランドローバー社の最新世代エンジンだ。このそれぞれのエンジンに対して、スタンダードなボディと、よりスポーティな感覚のディテールを採用した「R-DYNAMIC」を設定。さらにトリムレベルや装備でもスタンダードのほかに、「S」、「SE」、「HSE」の各グレードが用意されるため、結果的にE-PACEのモデルラインナップはワイドなものになっている。参考までに車両本体価格のレンジは消費税8%込みで451万円から764万円までとなる。

今回ドライブしたE-PACEは、この中で最も高価なモデルとなる「FIRST EDITION 2.0L P250」だった。昨年のデビュー以来、すでにモーターショーの会場などでは、何回もその姿を目にする機会があったE-PACEだが、実際に日本の路上へと導かれたそれを見ると、たしかにF-PACEよりもコンパクトなSUVであるとはいえ、そこには独特な存在感があった。
 

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