マツダMX-5(ロードスター) 英国特別車「Zスポーツ」 2018年式に試乗
公開 : 2018.05.15 10:10
マツダMX-5(ロードスター)のZスポーツという限定車に試乗しました。BBSのホイールや赤のソフトトップなどの装備が追加され、300台限定です。特段、速いわけではありませんが、バランスの取れたドライビングエクスペリエンスの素晴らしさは不変です。
もくじ
どんなクルマ?
ー 300台限定
ー Zスポーツ限定装備は
どんな感じ?
ー コーナーでのバランスは良い
ー コンパクトゆえのスピード感
「買い」か?
ー 限定の装備品を気にいるかどうか
スペック
ー マツダMX-5 Zスポーツのスペック
どんなクルマ?
300台限定
4代目MX-5が2015年に発売されて以来、われわれはいくつもの限定バージョンのコンバーチブルモデルに触れ、楽しんできた。
アイコンやスポーツ・レカロ、アークティックといった限定バージョンでは、元々の素晴らしいデザインにさらなる要素が加えられてきた。
そして、次はZスポーツである。一応スタイリングに変化が加えられており、300台限定だ。3月初頭に販売が開始されたが、英国では既に完売している。
Zスポーツが発売されたのは最近だが、購入できる最新のスペシャルバージョンはZスポーツではない。マツダは先週、MX-5 RF スポーツブラック・エディションを発表したからだ。
おそらく年末までに、さらに限定エディションがふたつ3つ出るだろう。勝手な予想でしかないが。
Zスポーツ限定装備は
さて、Zスポーツに話を戻そう。このクルマのベースはトップグレードである2.0ℓ、160psのスポーツナビ。最低2万4395ポンド(362万円)かかるグレードだが、Zスポーツでは更に1215ポンド(18万円)高く、2万5610ポンド(380万円)からだ。では、この差額で何が追加されているのか?
スポーツナビで標準のGPSナビやボーズ製オーディオシステム、クルーズコントロール、オートエアコンなどはそのままに、エレガントなブラックの17インチBBSアロイホイール、チェリーレッドのファブリックルーフ、インテリアにはZスポーツのバッジが追加される。
さらに、マシングレー・メタリックの外装色とサンドレザー・シートが標準だ。元々はそれぞれ670ポンド(9万9000円)と200ポンド(2万9000円)のオプションだからお得だ。