長期テスト ベントレー・ベンテイガ(3) 目減りするウォッシャー液 クルコンの印象

公開 : 2018.05.16 17:10  更新 : 2018.05.16 17:37

ベントレーのSUV、ベンテイガの長期テスト第3回です。あまりに早く減ってしまうウォッシャー、ルーフボックスの選択はアリかナシか、クルーズコントロールを使ってみた印象について触れています。納車時からの積算距離は1万1669kmに達しました。

もくじ

走行7699km ウォッシャー液が減る
走行1万1669km ルーフボックスはアリ?
クルーズコントロールの印象
テスト車について

走行7699km ウォッシャー液が減る

わたしのような庶民は、いつもベントレーのガソリン消費量に驚くが、まさかウォッシャー液の消費もすごいとは知らなかった。英国のような悪天候ばかりの地域だとウォッシャーを使う頻度がかなり高い。ほとんど毎週追加しなければならない。

これには理由がある。フロントだけでなく、リアウィンドウにもたくさんの液が必要で、加えてヘッドライトウォッシャーでも使われるのだ。

全てをオンにした時は、さながらナイアガラの滝のようだ。

走行1万1669km ルーフボックスはアリ?

1週間分の荷物をたっぷりと積み、ウェールズからロンドンに向かう間は、足の腫れを癒すことにした。年寄りのアマチュアランナーにはつきものだ。

荷物を積むには、最近ルーフに装備したルーフボックスが役に立つだろう。だがルーフボックスは賛否両論だということも認める。

わたしとしては、スマートなダークカラーのベンテイガは地味だと思っている。そこにルーフボックスをつけると、クルマの使用目的がはっきりし、多少やりすぎても許される気がしている。

スキー板などを収納するため、ボックスは起伏のある形状をしている。今回はプレセリ・ヒルに行ったため、ウェリントンブーツや大きなコートを収納するのに役立った。トランクルームが泥で汚れることなく綺麗なままにしておけるので便利だった。

ベントレーの純正品はルーフバーとアシストトレー込みで2757ポンド(40万7000円)だが、それより安価なルーフボックスもたくさんあり、それで十分に事足りる。

高速では、王者の貫禄を放ち、総じてリラックスしている。M25を楽しんだ後M4に入り、今回やっと、クルーズコントロールを試すことができた。

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