DS7クロスバック試乗 サイズ、価格、装備を評価 500万円で買えるフラッグシップ
公開 : 2018.08.07 11:10 更新 : 2022.04.23 12:05
「DS7クロスバック」の試乗レポートです。DSのフラッグシップにして、初のSUVは、ガソリン/ディーゼルの両方を導入。先進装備も充実となれば、日本でどんな評価を受けるのでしょう? 写真23枚!
もくじ
どんなクルマ?
ー 純正DS、はじまる
ー DS7 そのサイズは?
どんな感じ?
ー ソフトタッチな乗り味
ー 電制可変ダンパー+アクティブスキャンサス
「買い」か?
ー 500万円切り ソーシック・パッケージOP車
ー DS7に見るDSブランド
スペック
ー DS7クロスバックのスペック
どんなクルマ?
純正DS、はじまる
DSシリーズをシトロエンから分離させて独立ブランドに……と発表されたのは2014年のことだったが、これまでのDSはすべて最初シトロエンとして発売された既存モデルのマイナーチェンジ版だった。つまり、この新しいDS7クロスバック(以下、DS7)が最初からDSとして企画開発された初の “純正DS” ということになる。
DSブランドはこのDS7を皮切りに、2023年まで毎年ニューモデルを投入する予定だそうだ。DS4とDS5という “第1世代” はすでに本国での生産が終了しており、残るDS3は次期型のデビューが近い。
そんななかで、第2世代の第1号として登場したDS7からうかがえるDSブランドの新定義は “メッキやラインストーンなどの今風のキラキラ感デザイン” と “フランス車としてはもっともハイテク感のある商品企画”、そして “クロスオーバーSUVメインのラインナップ” といったところだろう。
なるほどDS7の細部は徹底したデザインコンシャスな仕立てだが、パッケージレイアウトや骨格デザインはオーソドックスだ。