長期テスト ホンダ・シビック(4) インフォテインメントに不満 燃費に期待
公開 : 2018.08.09 18:10 更新 : 2018.08.09 23:09
シビックは素晴らしいクルマです。ただし、操作方法の難しいインフォテインメントシステムや、1.0ℓエンジンによる街乗り燃費はイマイチです。良好なシフトフィールなど良い点は多数ありますが、ルックスについては好みがわかれるようです。
もくじ
ー 積算4015km インフォテインメントシステムは数少ない欠点
ー 燃費に期待 細かい不満
ー テスト車について
ー テストの記録
積算4015km インフォテインメントシステムは数少ない欠点
シビックはとても素晴らしい。同セグメントのフォルクスワーゲン・ゴルフやアウディA3に匹敵する出来だ。
今回でわたしの担当回は終了する。冒頭とは矛盾するようだが、プロとしてここでひとつ、シビックの悪い点についても公平に記しておかなくてはならない。
運転し、所有する上で、シビックがトラブルフリーなクルマなのは間違いない。しかし唯一、インフォテインメントシステムはひどいものだ。
7.0インチのスクリーンは光沢が強く見づらいし、タッチスクリーンの操作性もイマイチだ。動作は遅く、反応にも時間がかかる。ショートカットアイコンは画面の端にあって、場所はわかりづらく押しづらい。そのうえグラフィックはオモチャのようだ。
そして最大の問題点は、システムが直感的でないことだ。一度ならず、ラジオの放送局一覧を見る方法がわからなくなってしまい、毎回判明するまでに何日も要する。ちなみに、今もわからなくなっており、自分の好みでないラジオ局が流れる毎日だ。
レスポンスそのものは、昨年テストしたホンダ・ジャズ(日本名:フィット)よりもわずかに改善されているのだけど……。