マツダ6(アテンザ)2018年モデル 2.0ℓガソリンに試乗 存在感、6年目でも

公開 : 2018.09.06 10:10  更新 : 2018.09.06 12:58

第4世代に突入したフォード・モンデオのライバルとなる、マツダ6(アテンザ)。現行型は発売から6年が経過するものの、依然説得力の高いモデルではあるようです。その中でもスイートスポットと考えられる、中間グレードの2.0ℓガソリンエンジン仕様車に試乗しました。

もくじ

どんなクルマ?
3度目のフェイスリフト
既存2.0ℓガソリンもアップデート
どんな感じ?
質感を高めたインテリア
熟成度を増したスポーティさ
「買い」か?
6年目でも薄まらない存在感
スペック
マツダ6(アテンザ)165スポーツナビ+のスペック

どんなクルマ?

3度目のフェイスリフト

3代目となるマツダ6にフェイスリフトが施された。熱心な読者なら、頻繁に手が加えられているように感じられるかもしれないが、それは正解。ここ英国ではフォルクスワーゲンパサートのライバルとなるモデルは、発表から6年目を迎えるが、フェイスリフトは今回で3回目となる。

手を加える回数が多いのは、自動車業界にとっては長めの、この6年というモデルライフによるところが大きい。多くのライバルは、既に次世代へとモデルチェンジをしているのだから。大抵の場合、6年も時間が経つと、徐々にデザインの魅力は薄れてしまうものだが、マツダ6の場合は、いまだにこのクラスの中でも目を引くデザインに感じられると思う。

2018年に施されたアップデートの内容は、エクステリア周りでは、CX-5譲りの彫りの深いフロントグリルと、ヘッドライトの下にまでクロームメッキのグリルガーニッシュが伸ばされたこと。ヘッドライトはLEDになり、マフラーカッターの形状が変更された。

どれも、スタイリングの美しさを壊さない範囲に留まっている。

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