フィアット500X 2018年モデルに試乗 フェイスリフトで商品力は高まった?
公開 : 2018.09.13 11:40 更新 : 2018.09.13 11:43
フィアット500Xは2017年の売り上げ不振を受けて、モデルライフ中盤でのフェイスリフトとなりました。イタリアのクロスオーバーは再び存在感を発揮することができるでしょうか。エンジンや内外装の変更点をおさらいするとともに、VW Tロックなどの競合と戦えるかジャッジします。
もくじ
どんなクルマ?
ー フェイスリフトでテコ入れ 2種のエクステリア
ー ディーゼル、四駆はカタログ落ち
どんな感じ?
ー ところどころ古さを感じさせるインテリア
ー MTの3気筒モデルがオススメ
「買い」か?
ー ひしめく強豪には及ばない
スペック
ー フィアット500X 2018年モデルのスペック
どんなクルマ?
フェイスリフトでテコ入れ 2種のエクステリア
フィアット500Xにとって2017年が良い年でなかったことにお気づきの方もいるかもしれない。
英国では、この500のボディサイズを拡大したクロスオーバーの売り上げは2016年に比べて66%も落ち込んでおり、販売台数は5000台にも満たない。
これは明らかにフィアットにとって刺激になったようだ。というのも、われわれがこの売り上げの落ち込みを報じたほんの数カ月後には、フィアットはフェイスリフトした2018年モデルを発表したのである。
フェイスリフトを受けたとはいえ、エクステリアの変更点は比較的少ない。デイタイムランニングライトの追加やブレーキランプが500シリーズと共通のデザインに変更されたくらいだ。
一方で、ボディスタイルはアーバンルックトクロスルックのふたつが新しく用意されることになった。