試乗 メガーヌR.S.(ルノー・スポール)新型 4コントロール/6EDC
公開 : 2018.10.07 06:10 更新 : 2021.03.05 21:34
新型「メガーヌR.S.」の試乗レポートです。ルノー・スポールのテストドライバー、ロラン・ウルゴンのデモ走行を体験した取材陣が、4コントロール、HCC、6EDCの走りを試します。
もくじ
どんなクルマ?
ー メガーヌ4 R.S.日本発売
ー 日本仕様 どんなクルマ?
どんな感じ?
ー 四輪操舵のR.S.を試す
ー 持ち味は、乗り心地
「買い」か?
ー ライバル多きCセグ・スポーツ
ー 価格440万円 おトクなのか?
スペック
ー メガーヌ ルノー・スポールのスペック
どんなクルマ?
メガーヌ4 R.S.日本発売
新型メガーヌR.S.については、欧州でのAUTOCAR英国版による試乗記事がすでに何本か公開されている。それらをお読みいただいている向きはお気づきだろうが、新型メガーヌR.S.にはルーテシアR.S.同様、いくつかのバリエーションが存在する。
バリエーションを分けるひとつめのポイントは、R.S.では恒例といえる “スポールシャシー” と “カップシャシー” という2種類のサスペンションである。もちろん後者のほうがサーキット指向を強めた硬い仕立てだが、R.S.はメガーヌにかぎらず、スポールシャシーでもサーキット走行に対応しているのが大前提である。
ふたつめのポイントは変速機だ。今回はルーテシアR.S.に続いて6速ツインクラッチ(ルノーでの呼称はEDC)が登場したが、メガーヌR.S.では旧来の6MTも残される点はルーテシアと異なる。
シャシーと変速機がそれぞれ2種類ずつあるので、単純計算では2×2=4つのバリエーションが存在すべきなのだが、実際に用意されるのはひとまず3種類のようだ。