試乗 ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ 最高のV12エンジン
公開 : 2019.01.17 10:10
アヴェンタドールの900台限定モデルが登場しました。絶滅寸前のV12自然吸気エンジンを搭載し、パフォーマンスをさらに引き上げつつも、公道でも十分楽しめる仕上がりになっています。サーキットでの試乗が楽しみな一台です。
もくじ
どんなクルマ?
ー アヴェンタドールの特別車 どこを走っても大人気
どんな感じ?
ー 空力性能が大幅刷新 足回りやエンジン強化も
ー 大柄なボディに見合わぬ狭いキャビン
ー 最高の自然吸気V12
ー 公道でも楽しめる
「買い」か?
ー 「イオタ」の名を冠したネーミング
ー 最後の古典的スーパーカー
スペック
ー ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのスペック
どんなクルマ?
アヴェンタドールの特別車 どこを走っても大人気
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは、V12を搭載する上級モデルであるアヴェンタドールをハードコア仕様に磨き上げたモデルである。注目を集めるのか、この新しいアヴェンタドールに乗っている限り常にホットハッチから追い回されるので、安心して公道を走れるとは思わないほうがいい。
SVJの専用リアウイングはセンターピラーが太く、カーボン製の新しいエンジンフードと相まって後方で煽ってくるホットハッチは目に入らない。ただでさえ悪いアヴェンタドールの後方視界だが、SVJではさらに悪化している。
では、SVJで安全に走るのに最も良い方法はリアにクルマを近づけず、どんな道路でも他のどのクルマよりも速く走ることなのだろうか。
スピード違反に対する驚くほど大胆な言い訳だが、安全のためであれなんであれ、このモデルのハンドルを握る人の多くがそのような運転をするに違いない。少なくとも、ナイトブリッジやモンテカルロではそうだった。