試乗 マツダ 3(アクセラ) 楽しさ維持 ゴルフなど競合への決定打ある?
公開 : 2019.02.24 10:35
モデルチェンジしたマツダ3(日本名アクセラ)に試乗しました。今まで同様走りの楽しさを追求しながら、内装の質感向上にも力を注いでいます。ライバルの多いこのセグメントでも十分な競争力を持っていますが、ゴルフやフォーカスには一歩およびません。
もくじ
どんなクルマ?
ー 混戦を極めるカテゴリー
「買い」か?
ー ゴルフやフォーカスに勝てるか
スペック
ー マツダ3(アクセラ)SKYACTIV-D GTスポーツのスペック
どんなクルマ?
混戦を極めるカテゴリー
マツダ3(日本名:アクセラ)のようなクルマの開発は非常に難しいだろう。このクラスでは熾烈な競争が繰り広げられており、混沌を極めた1980年代のウォール・ストリートのストックブローカーすら大人しく見えるだろう。
このような環境で勝ち抜くためには明確な個性が必要だ。フォルクスワーゲンの多才かつ洗練されたゴルフや、ハンドリングや運動性能が魅力のフォード・フォーカスを見ればわかるのではないだろうか。
以前のマツダ3では、フォードに近い手法でその走りの魅力をアピールしてきた。これもある程度の成功を収めた。
今回われわれがテストした1.8ℓディーゼル仕様4代目モデルも同様の路線を行く。ただし、フォードが苦手とし、フォルクスワーゲンの得意分野であるインテリアのクオリティにも焦点を当てている。