新型プジョー508 ナイトビジョン/ACC、先進装備に注目 ディーゼル車を試乗評価
公開 : 2019.05.06 09:50
新型プジョー508のディーゼル車に試乗。ガソリン仕様との違い、注目の安全・運転支援機能「ナイトビジョン」、強みであるACC/LKAの制御を紹介します。写真35枚。
もくじ
どんなクルマ?
ー 変速比 ディーゼル向けに
どんな感じ?
ー 試乗 ディーゼルの走りは?
ー JC08燃費18.3km/ℓ
ー ナイトビジョン こう見える
「買い」か?
ー 日本で買えるディーゼル・セダン
スペック
ー 新型プジョー508のスペック
どんなクルマ?
変速比 ディーゼル向けに
同車のガソリン(ターボ)車のGTラインについては既報のとおりだが、もうひとつの大きな柱となるのがディーゼル車である。2ℓのターボ・ディーセルを搭載するGTブルーHDiは日本に導入されたモデルでは最上位に位置する。
もっとも、シャシー仕様はGTラインと共通であり、装備も前席パワーシートの運転席メモリー機能の追加と内装のグレードアップくらいだ。パワートレイン以外はほぼ同じといっていいだろう。
パワースペックは最高出力177ps/最大トルク40.8kg-m。ガソリンモデルと比較すると最高出力では3ps劣るが、最大トルクは15.3kg-mも上回っている。ミッションはガソリン車と同じく8速ATを採用。
最終減速比以外も変速比が細かく設計変更され、直結となる6速以外はすべてディーゼル車向けの変速比となっている。トルク特性とレブリミット、車重に応じた最適化だろうが、最終減速比だけで辻褄合わせをしない真面目さが嬉しい。
ここではこのパワートレインを中心としたインプレションを展開するが、GTラインのリポートでは簡単に済ませた先進安全&運転支援機能をもう少し掘り下げてみる。