ジープ・グランドチェロキー 100台限定「トレイルホーク」に試乗
公開 : 2019.06.12 17:10
ジープ・グランドチェロキーのフラッグシップモデルとなる、トレイルホークが100台限定で発売。試乗しました。過酷なトレイルを課された性能試験をクリアした証として、地色がレッドのバッジが与えられ、パフォーマンスモデルであることを主張しています。
もくじ
どんなクルマ?
ー 走破性を向上させたフラッグシップ
どんな感じ?
ー シックかつスポーティな内・外装デザイン
「買い」か?
ー 精悍で躾のよいオフローダー
どんなクルマ?
走破性を向上させたフラッグシップ
車格やサイズがヒエラルキーにならないという意味で、ジープのフラッグシップはラングラーという強硬意見もあるだろう。でもフィアット・クライスラーの中にあって、今やジープも欧州のセグメントに沿ったラインナップになっているし、それ以前のダイムラーと提携していた頃から企画された第4世代のグランドチェロキーは、メルセデス・ベンツのMクラス、もっといえば改名後はGLEを名のったW166とプラットフォームや少なくないコンポーネントを共有している。
そこに「クォドラドライブII 4×4システム」という電子制御のLSDを積んでオフロードでの走破性を高めた「トレイルホーク」がグランドチェロキーに100台限定で加わった。いわば、車台的にはメルセデスと共有物件でありながらジープとしてお墨つきの悪路走破性を兼ね備えつつ、車両価格は630万円。色々とくすぐる限定モデルというわけだ。