エネルギーの小さな塊 試乗 アバルト595エッセエッセ アバルト誕生70周年
公開 : 2019.07.18 10:10 更新 : 2019.07.18 15:22
アバルト・ブランドの誕生70周年を記念して発表された特別仕様となる595エッセエッセ。エネルギーの塊と呼べる個性で、欠点を吹き飛ばすほど痛快な活発さとスピードを獲得しています。イタリア・トリノで試乗しました。
もくじ
どんなクルマ?
ー アバルト・ブランドの誕生70周年を記念
ー 1.4ℓ4気筒ターボから180psを発生
どんな感じ?
ー プラットフォームは誕生から16年が経過
ー コンパクトカーの真骨頂と呼べるコーナリング
ー 2000rpmから本領を発揮するエンジンとマフラー
「買い」か?
ー アバタもエクボと思える個性派
スペック
ー アバルト595エッセエッセのスペック
どんなクルマ?
アバルト・ブランドの誕生70周年を記念
アバルトというブランドの誕生70周年を祝う一環として追加された595エッセエッセは、基本的には既存の595コンペティツィオーネに若干手を加えたモデル。エッセエッセは、イタリアのアバルトが最もホットなモデルに与えていた名前だった。数年前にアバルトがフィアット500をチューニングした際に、エッセエッセという名前も復活している。
今回の新しいポイントは、エッセエッセのロゴが入った17インチのマルチスポークホイールを履いているところ。バンパーは、最近アップデートされた標準のアバルト595と同様のデザインのものをまとう。
車内で目を引くのが、特別仕様のサベルト製の彫りの深いバケットシート。カーボンファイバー製のシェルを持ち、70周年のロゴと赤いステッチがあしらわれている。また、ダッシュボードの化粧パネルやペダルカバーにもカーボンファイバーが用いられている。