試乗 メルセデス・ベンツBクラス新型 サイズ/パッケージ/日本価格を評価
公開 : 2019.07.29 20:10 更新 : 2019.07.29 20:23
新型M・ベンツBクラスを日本試乗。Aクラス/同セダンとも異なるパッケージ、走りは、新型でどう変わったのでしょう。市街地と高速道で評価します。写真36枚。
もくじ
どんなクルマ?
ー 全高 Aクラス比、約14cm高
ー 後席は? 家族でも寛げる内装
どんな感じ?
ー 試乗 スペックに出ない味
ー 安全&運転支援機能は?
「買い」か?
ー OP110.9万円 乗り出し約500万円
スペック
ー 新型メルセデス・ベンツBクラスのスペック
どんなクルマ?
全高 Aクラス比、約14cm高
メルセデス王道のCクラス以上のFRセダンに対してヤング&カジュアル路線のAクラスなどと、ごくざっくりとしたキャラ分けをしたりしていたが、Aクラスにセダンが登場してキャラ分類を変えたほうが良さそうである。
Bクラスを一言でまとめてしまえば実用性向上のAクラス発展型。パーソナル(クーペ)志向のAクラスに対してユーティリティ志向のBクラス、Aクラスのワゴンバリエーションという捉え方をしてもいいだろう。で、Aクラス・セダンを加えてクーペ系、セダン系、ワゴン系の乗用車の代表的な3カテゴリーが出来上がるわけだ。
ワゴン系と表現したが、Bクラスの全長はAクラスと同じ。パッケージングで異なるのは全高くらいで、140mm以上の差がある。ホイールベースも共通なのでキャビンの平面寸法を変えずに高さ方向でスペースの拡大を図っている。
全高の拡大に合わせて座面高も高められている。座面高が高くなれば、足を引き気味の着座姿勢になるので同じ室内有効長でも余裕が出来る。これはスペース系の背高パッケージングを採用する理由でもあり、Bクラスが居心地や使い勝手に気を配ったモデルであること示している。