トヨタ・ヤリス・ハイブリッドRのディテールが明らかに
公開 : 2013.09.07 12:00 更新 : 2021.01.28 16:43
革新的な414bhpを持つトヨタ・ヤリス・ハイブリッドRのディテールが明らかになった。このモデルは、フランクフルト・モーターショーで世界的にデビューを果すモデルだ。
エンジンは1.6ℓの4気筒ダイレクト・イグニッションで、2台のモーターがリア・ホイールの左右に付けられる。エンジンはFWDなので、総合的には4WDモデルとなる。
エンジンの出力は、414bhp。トヨタTS030のために開発されたスーパー・コンデンサがエネルギーを保存するために使用される。トヨタは、このスーパー・コンデンサが、標準的なヤリス・ハイブリッドのメタル・ハイドレード・バッテリーよりもより多くのパワーを素早く保存できるのだという。
このスーパー・コンデンサに蓄えられた力は、通常の道で10秒、サーキットでは5秒間最大パワーを発揮可能だという。その力は、サーキット・モードでは119bhpになる。第3の60bhpのモーターも、スーパー・コンデンサからの電力供給で作動する。エレクトリック・トラクション・コントロール・システムは、左右のホイールのトルク配分をコーナリングに併せて最適に調整する仕組みだ。
トヨタは、ヤリス・ハイブリッドRをモータースポーツに投入することを否定していない。その構成は、いくつかの異なるレース・カテゴリーに参戦できると語っている。