Cクラスのフェイスリフトは、主にインテリアのアップグレード
公開 : 2015.01.21 22:00 更新 : 2017.12.14 12:31
いまからおよそ12ヶ月後にフェイスリフトを予定しているメルセデス・ベンツCクラスだが、そのフェイスリフトはインテリアについて大掛かりなものとなりそうだ。
最大の変化はフルワイズのTFTスクリーンが採用されるダッシュボード。これは、現行のSクラスに使われているものと類似している。また、ダッシュボード自体も完全に再構築されたもので、ドライバーの目的に応じて異なるグラフィックスを表示することが可能だ。この新しいダッシュボードの採用の理由の1つに、2016年後半にリリースされる自動運転がある。フェイスリフトするCクラスには、レーダー、カメラ、超音波センサーをはじめいくつもセンサー・デバイスが搭載され、クルマのおかれている状況を理解するのに使われる。
新しいCクラスには、現行のSクラスに採用されているストップ・アンド・ゴー・オートパイロットは確実に提供されるものと予想される。このシステムは、渋滞時に自動で加速、減速、停止を行うものだ。
スカンジナビアでウィンター・テストが繰り広げられているCクラスのプロトタイプにおいても、これらセンサーが確実に動くことが試されている。特に雪の降りしきるような天候において、センサーの動きが試されているというわけだ。
なお、エクステリアやエンジンなどについては、このフェイスリフトでは僅かな変更に留まるようだ。