ネクストEV、1380psのニオEP9を発表

公開 : 2016.11.22 04:40  更新 : 2017.06.01 00:33

中国のEVメーカーであるネクストEVは、1380psのモーターを搭載したニオEP9をリリースした。

4つのモーターを持つ4WDの2シーターで、ギアボックスはネクストEVのフォーミュラEチームと共同して開発されたものだ。

全体のアウトプットは、1メガ・ワットで、0-100km/h加速は2.7秒、最高速道312km/hというモンスターだ。

ネクストEVによれば、ニュルブルクリンクでのラップタイムは、7分5秒12で、これはポルシェ918スパイダーよりも僅かに8秒遅いだけ。ラジカルをベースとしたTMH EV001の持っていたEVの最高記録を17秒上回るものだという。ちなみに、前後方向へのGは2.53、そしてコーナリングGは3.3をマークする。ダウンフォースは、F1の2倍以上の数値で、241km/h時に24,000ニュートンを発生する。

重さは1735kgで、水冷の2つのリチウム・イオン電池が搭載される。バッテリーは45分のチャージ時間を必要とするが、その航続距離は426kmという。

このニオEP9は6台を生産する予定だが、この6台はネクストEVのテクノロジーをプロモーションするためのモデルとして使われる。本命は2017年にデビューを予定している大量生産のEVモデルだという。



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