プジョー、ル・マン復帰を検討 ただし3つの条件を満たせば
公開 : 2017.03.21 13:30 更新 : 2017.06.01 00:26
今シーズンからアウディが抜けて、やや寂しい感のあるル・マンのLMP1クラス。眠れる獅子の復帰が待たれます。
プジョーは、ACOが参戦コストの大幅な削減を進めるならば、ル・マンのトップ・カテゴリー復帰を現実的に考えるようだ。
フランスの眠れる獅子は2011年を最後にル・マンから退いており、最後に優勝を果たしたのは2009年のことだ。
アンパラトCEOが示した3条件とは?
ジュネーブ・モーターショーでインタビューに応じた同ブランドのジャン・フィリップ・アンパラトCEOは、コストの問題をクリアできれば、スポーツカー・レースへの復帰をする潮時であると話している。これは、PSAグループのカルロス・タバレスCEOの主張を裏付けるものになる。
「わたくし達は、3つの条件をクリアできるならば、復帰すると常に申し上げてきました。ビジネスが堅調に進み、ダカール・ラリーを制覇し、ル・マン参戦に関わるコストが毎年€200,000,000(242億円)に抑えられることが重要です。ただ、最後のひとつだけが、まだ目処が立ちません」。