ジャガー、F-タイプのGT4レーシングカーを開発開始
公開 : 2017.03.21 15:39 更新 : 2017.06.01 00:26
消えては現れる、ジャガーF-タイプ・レーシングカーの情報をアップデートします。
ジャガーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(以下、SVO)が開発を進めているのは、レース参戦用のGT4仕様車だ。
コベントリーのブラウンズ・レーン工場がGTレーシングカーを手掛けるのは、1950年代にC-タイプ、D-タイプでル・マンを制覇して以来、半世紀ぶりのことである。
GT4チームを率いるのはグラハム・ハンフリーズ。1999年からBMW V12 LMRの設計に関わり、近年ではエイドリアン・ニューエイとともにアストン マーティン・ヴァルキリーのプロジェクトに参加している。ほかにもベントレーのGT3レース活動に貢献するなど、その経験は豊富だ。
ただ、今回の件でジャガーに問い合わせをしてみたものの、肯定も否定もされず、彼らはフォーミュラEの活動に注力したい意向を示している。
その一方で本件の情報筋は、SVOプロジェクトがジェームズ・ホルダー(ファッション・ブランド、Superdryの共同オーナー)から資金協力を受けていて、彼が欧州におけるGT4シリーズ用に3台を発注したと話している。