メルセデス-AMG S63新型 出力は約600psに向上か 先進自動運転機能を大幅アップ 

公開 : 2017.03.28 17:15  更新 : 2017.12.14 12:30

メルセデス-AMGのパフォーマンス・ラグジュアリー・サルーン、S63がアップデートを受けます。最高出力はとうとう600psほどに。

前後の意匠に変更が 最高出力は600psほどに?

メルセデス-AMG S63の開発車両が、ドイツのYouTubeユーザーにより撮影された(映像は本ページ下部)。発表は、今年後半になる見込みだ。

最新の画像では、意匠変更された前後バンパーと新デザインのヘッドライトを確認できる。

また、以前ニュルブルクリンクで撮影された写真から、シャシーやパワートレインの改良も適用されることがわかっている。

現行のS63は5.5ℓV8を搭載し、最高出力585ps、最大トルク91.7kg-mを発揮。

これゆえパフォーマンスが向上する新型は約600psを発揮すると予想。車重2トン超えのモデルとしては異例の0-100km/h加速4.2秒前後になると考えられる。

自動運転機能も搭載か 目的地まで完全自動加減速

S63は、マイナーチェンジを適用したSクラスとともに発表を予定しており、高度な自動運転機能の搭載が見込まれる。

そのシステムは、S63の高性能仕様にすでに搭載されているもので、新開発の「アクティブ・ディスタンス・ファンクション」を搭載する。これは「アクティブ・スピードリミット・アシスト」とともにナビゲーションに設定された目的地まで、完全自動加減速を行うものだ。

また「ディスタンス・クルーズ・コントロール」は、道路の起伏やカーブの形状に応じで車速を自動調整。高速道路の出口に向かうときや、対向車線をまたいで右左折する際は、その前に自動減速を行う。

高出力化と先進自動運転機能を搭載するS63の価格は、現行モデルの£130,680(1,817万円)よりわずかに高くなる見込みだ。


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