スパイカー、SUV市場にハイブリッド車投入へ V6スポーツカー情報も
公開 : 2017.04.03 11:59 更新 : 2017.06.01 00:25
スパイカーが今後10年のうちに新型モデル4台の投入を計画しています。
スパイカー・オートモーティブは、今後10年のうちに4車種もの新型モデル投入を計画している。ガソリン・ハイブリッドのスーパーSUV、エントリー・グレードの6気筒スポーツカーを導入し、年産500台を目指すという。
ジュネーブでC8プレリエーターを発表するなど、現在のスパイカーは破産を回避して安定した経営を続けている。英国コベントリーに生産拠点を移し、CPPマニュファクチャリングとともに製造を行うスパイカーは、ポンド下落による恩恵を受けているのだ。
ビクトル・ミュラーCEOにインタビュー
CEOのビクトル・ミュラーは経営悪化の直前まで、D8 Peking to Parisというハイブリッド・スーパーSUVの開発を計画していた。ロータスがエンジニアリングを担当したこのモデルは、1907年に同社の起源といえるオリジナルのスパイカーが、北京-パリ・ラリーに参戦したことに敬意を示している。
「D8 Peking to Parisは、フォルクスワーゲンのW12エンジン搭載を予定していました。しかしその後、ビジネスが傾いてしまったのです」とミュラーCEO。