スコダ・ビジョンE発表 VWグループのEVクロスオーバー 非接触充電にも対応
公開 : 2017.04.18 18:47 更新 : 2017.06.01 00:23
304psを発揮する「スコダ・ビジョンE」が発表されました。VWグループのMEBプラットフォームを採用する4シーターEVクロスオーバーの登場です。
2025年までに5台のEVを導入するスコダ
明日から始まる上海モーターショーに先駆けて、スコダ・ビジョンEというEVコンセプトカーが公開された。
304psを発揮するというスコダのEVクロスオーバーは、生産化を視野に入れたモデルで、0-100km/h加速を6.0秒で走りきる。これは、スコダ・オクタビアvRSとくらべて0.5秒も速いスペックだ。
バッテリー・エレクトリック・ドライブトレインを採用するスコダ初のコンセプトであり、2020年に向けた将来像を示すこのモデル。チェコを拠点にするスコダは、2025年までに5台のフル・エレクトリック・モデルを導入するというから注目すべきクルマである。電動パワートレインの第1弾となるのはスパーブのプラグイン・ハイブリッド・モデルで、2019年登場予定だ。
MEBプラットフォームを採用
ビジョンEのホイールベースは2851mmで、新型SUVのコディアックより60mm長く、サルーン・モデルのスパーブと比べても10mm長い。
MEBプラットフォーム(「E」が示すようにEV用)のドライブトレインとフロア・マウント式バッテリーを搭載。これにより内燃エンジン車よりもフロント・バルクヘッドを前方に押し出すことが可能となった。