「空飛ぶクルマ」の諸問題 開発、環境、騒音、費用 立ちはだかる壁
公開 : 2017.05.21 16:10 更新 : 2017.06.01 00:19
「空飛ぶクルマ」の話をあらゆるところで聞くようになりましたが、実現は一筋縄ではいかないかもしれません。どんな問題があるのでしょう? その解決策も考えなければなりません。
未来のタクシー空を飛ぶ?
オンデマンドによる空中を移動できるようになるシステムが、数年後には整う見込みだが、しかし障壁も存在している。
あらゆるメディアが「空飛ぶクルマ」そのものを既に紹介しているから、今回AUTOCARは技術を使った、あたらしい交通機関に注目した。
紹介するプロジェクトを率いるのはキティ・ホーク・フライヤー。連邦航空局の規定に則りテストを重ね、安全かつ合法的に実現可能となるように乗り物づくりに奔走している。
未来のタクシーともなりうるマシンは、これまであったプロトタイプとは違い、ロデオ・マシンにまたがるようなスタイル。六角形の姿をしていて、水面を難なく越えていけるスタイルに設計されている。
いつでも望んだときにできる個人によるフライトの制限が、この度緩和され、広く一般向けとなった。ただし世界中のどこでもいいというワケではない。