ポルシェ、イスラエル「Magma社」「Grove社」のファンド多額投資 「イノベーションオフィス」設立へ
公開 : 2017.06.07 12:35 更新 : 2017.06.07 12:37
ポルシェは、最新技術の情報を収集し優秀な人材の確保を目的とした「イノベーションオフィス」を、イスラエルにて設立するため、Magma社とGrove社が運営するベンチャーキャピタルファンドに総額8桁USドルに及ぶ投資をおこないました。
なぜ、イスラエルにポルシェが投資するのか?
取締役会副会長で財務・IT担当の取締役会メンバーを務めるルッツ・メシュケは「イスラエルは優れたIT専門家とエンジニアを多数輩出している国です。人口1人当たりに占めるスタートアップ企業の数でも世界一を誇ります」
「その人材および技術的なノウハウと、私たちの従業員の専門知識を融合することで、将来のビジネスモデルが生まれることでしょう」と述べる。
「イノベーションには出発点が必要で、そこから系統立てて進めていかなければなりません。よって、私たちは外に目を向けることにしたのです。私たちが他の産業からインスピレーションを受け入れるのは望ましいことであり、また必要なことなのです」
「そのために私たちはスタートアップ企業との協力を進めています。私たちの事業分野に関連するファンドへの投資だけでなく、他の企業や科学コミュニティとのパートナーシップの構築も推進しています」とも。