アストンCEO来日 富裕層の動向分析チーム、東京に設置へ

公開 : 2017.08.31 20:30

アストン マーティンのアンディ・パーマーCEOが来日しました。「メタテクノロジー&ラグジュアリーアクセレレーター」オフィスという気になる組織を、東京に開設します。

パーマーCEO 英国メイ首相と来日

アストン マーティンのアンディ・パーマーCEOが、英国のメイ首相とともに同国代表団の一員として来日した。

同社の将来の指針を示す「セカンド・センチュリープラン」に基づき、本国イギリスと日本の貿易取引および投資の総額を、今後5年間で最大5億ポンド(712億円)相当にすることを発表した。

アストン 日本での活動を拡大


この投資プログラムは、以下のような内容になっている。

1. 英国からの対日輸出は、新スポーツカーと同社初のSUV導入により4億ポンド以上の取引額を想定

2. 同社は、ブリヂストン、デンソー、三菱、矢崎総業といった日本のサプライヤーから、7000万ポンド以上の部品を購入

3. 日本にアストン マーティン「メタテクノロジー&ラグジュアリーアクセレレーター」オフィスを2018年に開設

4. 世界的なフラッグシップ店となる東京のブランドセンターと新アストン マーティン日本本社に投資

5. 日本全土を網羅するアストン マーティン正規ディーラーネットワークをさらに拡充

メイ首相は「EUからの離脱を準備するにあたり、友好国や同盟国との関係強化は非常に重要です。アストン マーティンは、英国が誇る世界有数の革新的な企業です。国外との貿易におけるこの非常に重要なミッションに、同社が参加することを大変嬉しく思っています。アストン マーティンによる5億ポンドの取引は、ゲイドン工場とセント・アサン新工場に直接的な利益をもたらし、既存の雇用を守り、将来の日本との取引の新たな可能性を開拓するものです」と述べた。

おすすめ記事

 

人気記事