4代目アウディRS4 フランクフルトで登場 2.9ℓV6、出力増も燃費改良

公開 : 2017.09.12 19:37  更新 : 2017.09.12 19:46

4代目アウディRS4がフランクフルトで登場しました。ものすごいフェンダーのふくらみですね。ポルシェと共同で作った2.9ℓV6は、パワーアップしているのに、経済性もよくなっているといいます。

もくじ

2.9ℓV6、先代の17.3kg-m増し
車高、A4のスポーツサスより7mm低く
シート/ステアリング、RS専用品
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2.9ℓV6、先代の17.3kg-m増し

現行アウディA4の「RS版」が、こちらのRS4。ポルシェアウディがジョイントして開発した2.9ℓV6ターボ(RS5とおなじ)を搭載。最高出力は450ps、最大トルクは61.2kg-mとなる。

驚くべきは、先代(3代目)の4.2ℓV8ユニットより17.3kg-m増しのトルクを生みだすこと。最新の3.0ℓV6を載せるS4とくらべると、96psと10.2kg-m強力ということにもなる。

車両重量は1790kgであるから、パワーウエイトレシオは253ps/トンを記録する。

トランスミッションは標準で8速オートマティックとなり、もちろんシフトパドルからの変速も可。クワトロシステムも手伝って0-100km/hタイムは4.1秒となる。

最高速度は250km/h。オプションにて「RSダイナミックパッケージ」を選べば、280km/hまで引きあげることもできる。

パフォーマンスが高まっているいっぽうで、燃費とCO2排出量がそれぞれ11.4km/ℓと199g/kmになっているのもポイント。先代RS4はちなみに9.3km/ℓと249g/kmであった。

「RS4は、われわれの象徴みたいなものです」と語るのはアウディ・スポーツを率いるステファン・ヴィンケルマン。「パワーと、高いユーティリティの融合ですよ」とも。

特別であることは、ボディ上にも表現されている。

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