ルノー・シンビオズ 家とつながる「もうひとつのマイルーム」
公開 : 2017.09.13 21:15 更新 : 2017.12.14 12:40
2030年のクルマはこうなる、というルノーの提案。それは自動運転で、EVで、そして文字通り自宅と接続だとか。いったい、どういうことでしょうか。
もくじ
ー 目指すのは家とクルマの共生
ー 予定に合わせて家事もする?
ー 670psの後輪駆動EV
ー シチュエーションに合わせ内装も変身
ー シンビオズの画像をさらに見る
目指すのは家とクルマの共生
ルノーが披露したシンビオズは、コネクテッド、自動運転、EVの提案。そして、停めているときはドライバーの自宅につながるのだという。
そのコンセプトは、2030年ごろの実現を目指しているものだという。しかし、フランクフルトに現れたこのコンセプトカー自体は、2023年の市販車につながるエッセンスのデモンストレーションである。
この車名、「共生」や「共同生活」を指すsymbiosisに由来するが、自宅とワイヤレス接続することで、駐車時にはもうひとつの部屋のように使えるというのが売りだ。
クルマを使わないときには、バッテリーの電力を自宅の電源として用い、電力使用量の波を緩和するのだとか。電力消費の増える時間帯などに、補助電源として活用しようというわけだ。もちろん、停電時や災害時などの非常用電源としても利用できる。