フランクフルトショー 見逃しは損? 隠れたお宝たち(後編)
公開 : 2017.09.18 06:10 更新 : 2019.05.04 13:03
マニアックなみなさま、お待たせいたしました。ここから普通じゃないクルマや、クルマかどうか怪しい乗り物、乗り物ですらないものなどのオンパレードです。最後まで、どうぞお見逃しなく。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTi Mk1(1976年)
1974年に初代フォルクスワーゲン・ゴルフ(アメリカではラビットと呼ばれた)が発売された2年後、1600ccの燃料噴射エンジンを搭載した世界初のホットハッチが発表された。最高速度は177km/hで、現在に至るまで多数のホットハッチが生まれるきっかけを作った。
初期型がベストかというと、そういうわけでもない。われわれはかつて全世代のゴルフGTIをテストしたが、2005年の5代目がGTIの本質を突いていると結論づけた。
アウディ・ロボット・バンド
アウディのブースでパフォーマンスを披露した、ロボットのロックバンド。なかなか楽しませてくれた。
レントゲン・アート
メルセデス300SLガルウィングとポルシェ356のレントゲン画像は、ニック・ビージーの「X線:あなたの周りを透視する」という著書のプロモーションとしてデザインされたもの。写真家のビージーは、特殊な画像化装置を使用して、ものの内部をイメージに起こしている。
メルセデス-AMG GT by 3Dプリンター
3Dプリンターはクルマをリアルに再現することもできるが、実車サイズで出力できる大型のプリンターがあれば理想的だ。フルサイズカー・プリンティングマシンとでも呼ぶべきそれは、生産ライン、というか、立体モデルが形成される過程も、目の当たりにすることができる。