燃費最大20%改善 ボルグワーナーの48Vシステム 3社導入へ
公開 : 2017.09.21 16:10 更新 : 2017.12.14 12:40
「48Vシステム」の実用化が加速しています。ダイムラーの3.0ℓ最新式エンジンに、ボルグワーナーのシステムが採用されるというレポートです。
48Vシステム HV車の半分以上に採用と予測
ボルグワーナーは、ドライブトレインに求められる要件が、世界規模で変化すると予測している。
そして、マーケットが求める燃費、機能などを満たすためには、フルハイブリッド、バッテリー式EV、そして48Vマイルドハイブリッド技術が重要なステップになると考えている。
ボルグワーナーは、
・2015年のRemy社の買収
・電動車両向け部品サプライヤーSevcon社の年内買収合意
を通じて、業界で最も幅広い48Vマイルドハイブリッド技術を開発/提供してきたサプライヤーだ。
ハイブリッド車の年間生産台数が約2500万台に達する2027年までに、48Vシステムは、世界のハイブリッド車市場の60%超を占めるとも予測している。