1985〜2015年 トヨタにはどんなクルマがあった? 代表作を振り返る

公開 : 2017.10.08 16:10  更新 : 2021.01.30 21:02

トヨタの歴史を振りかえるこの記事も、今日でひとまずおしまいです。セラ、RAV4、セルシオに86。いかにトヨタが幅広い層をめがけてプロダクトを投入しているかがよくわかります。

トヨタスープラ(1986)

スープラというのはセリカの輸出時に冠されていた名前で、その名前が完全に独立したのは1986年のことだった。当時は203psのストレート6を搭載していたが、2002年の最後のスープラは324psを発生させ、0-97km加速を5秒足らずでこなすクルマとなった。

トヨタ・セリカGT-Four(1988)

もともと後輪駆動だったセリカが前輪駆動になったのは1985年のこと。1988年には4駆のグレードも追加され、GT-Fourと名乗った。184psのターボチャージドエンジンを搭載し、アウディ・クアトロよりも安かった。われわれはGT-Fourの持つパワー、パフォーマンス、安定感を愛していたが、漠然としたステアリングだけは情熱を殺いだ。

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