ランボルギーニ「ウルス」デビュー間近 同社初のSUV「LM002」を振り返る
公開 : 2017.10.15 06:10
ランボルギーニ「ウルス」のデビューを間近に控えている今、同社初のSUV「LM002」はどんなクルマだったのかをランボルギーニが振り返ります。
text & photo:Automobilli Lamborghini S.p.A
「the father of luxury SUVs」
LM002の生産終了から25年、アウトモビリ・ランボルギーニから2017年12月4日にサンタアガタ・ボロネーゼで、新たなスーパーSUV「ウルス」がデビューする。ウルスのワールドプレミアに先立ち、アウトモビリ・ランボルギーニ初のSUV「LM002」を振り返る。
ランボルギーニ・ミュージアムの黒のLM002(シャシーナンバー12231)は、クラシックカー部門「ランボルギーニ・ポロストリコ」によって完全復元された、ランボルギーニ初のSUVを代表する1台だ。
LM002は「the father of luxury SUVs」として広く知られ、都会でも思わず人の目を奪う魅力を備えながら、泥や砂利、雪道でも思いのままに走行できるクルマだった。
LM002の原点は、1970年代後半に進められた軍用高性能オフロード車「チーター」の開発プロジェクトにある。
ランボルギーニのエンジニアであるジュリオ・アルフィエリが1981年に同プロジェクトを復活させ、リアエンジンという革新的なコンセプトのLM001を開発。その後パワートレインを前方に配置したプロトタイプのLMAが続いた。