トヨタ・コンセプト-愛iシリーズ、ガルウイングの「ライド」追加 東京ショー
公開 : 2017.10.16 17:40 更新 : 2017.12.14 12:37
東京ショーに、トヨタから、アイデアに満ちたモビリティが出展されます。ガルウイング・ドア、左右スライドシートを採用する「コンセプト-愛i ライド」を紹介します。
コンセプト-愛i ライドとは?
トヨタは、人工知能により、人とクルマがパートナーの関係となるモビリティコンセプト、「トヨタ・コンセプト-愛i」シリーズに「ライド」「ウォーク」を追加し、東京モーターショー2017に出展する。
「トヨタ・コンセプト-愛i」シリーズに共通するコア技術は、人工知能を応用し、ドライバーの感情認識や嗜好推定を行う「人を理解する」技術(Learn)である。
これに自動運転技術を組み合わせ、乗員を「安全・安心」(Protect)に導くほか、エージェント技術と組み合わせることで、ドライバーの気持ちを先回りした提案を可能とし、「新しいFun to Drive」(Inspire)をもたらすとトヨタは考えている。
東京モーターショーで発表される「トヨタ・コンセプト-愛i ライド」は、ユニバーサル性を重視した小型モビリティだ。ガルウィング、電動ユニバーサルスライドシート、ジョイスティックなどを採用し、車いすユーザーにとって使い勝手のよいモビリティを追求。
シートレイアウト、自動運転機能により、誰でも「安全・安心」に運転できるクルマとなり、シェアリングサービスでの活用も想定する。
大開口を確保できるガルウィングと乗降口にスライドする電動シートを採用し、車いすユーザーが不安に感じる乗降を容易にしたのが特長。また、ガルウィングの開閉を利用して車いすの積み下ろしをサポートし、簡単に車いすを後部に収納できるようシートの作動などを工夫。
ステアリングやアクセル/ブレーキペダルが不要なジョイスティックを採用し、車両サイズは車いすユーザーが一般的な1台分の駐車スペースに駐停車かつ乗降可能なサイズとし、運転時および駐停車時の操作性を追求している。