ポルシェ、ヴァルター・ロールとの契約が25年に 歴史、名言を回顧
公開 : 2018.01.22 16:10 更新 : 2018.01.22 17:09
ヴァルター・ロール、ご存知ですよね。きょう、ポルシェと契約して25年がたったのだそうです。「契約における、たったひとつの条件」やオリバー・ブルーメが好む「名言」とは。
歴史にはいつもヴァルター・ロール
ポルシェとヴァルター・ロール(レーゲンスブルク出身、70歳)は、ちょうど25年前に契約を交わした。それ以来、両者は深い絆で結ばれてきた。
ポルシェが最初に協力を求めたのは、4回のモンテカルロ・ラリーの覇者で2回のラリー世界チャンピオンであったロールに、開発者およびアンバサダーになってもらうこと。ヴァルター・ロールは、1993年より以前に、すでにポルシェとの重要な関係を築いていた。
彼が最初に購入した車は中古のポルシェ356だったという。その後も、ロールのプライベートコレクションにはポルシェ911が常にリストアップされていた。
1977年には彼の所有する911ラリーカーがフィアットチームとの契約の道を開き、1981年にはポルシェ924でドイツ・ラリー選手権に出場。
ロールはすでに卓越したラリーキャリアを備えていたにもかかわらず、ポルシェ959とポルシェ964の4輪駆動テクノロジーの開発に協力した。
1993年の初めにアンバサダーおよび開発ドライバーとして契約を交わした際に、ひとつの条件があったそうだ。