ダカール・ラリーのドライバーに質問 「前、見える?」「トイレは?」
公開 : 2018.02.04 08:10
ダカール・ラリー、皆さんご無沙汰では? AUTOCARは、ドライバーにどうしても気になる4つの質問をしてみました。
もくじ
ー ダカール・ラリー 忘れてない?
ー 走るのは砂の上? 砂の中?
ー 前は見えているの?
ー それでも荒野は魅力的?
ー トイレはどうしているの?
ダカール・ラリー 忘れてない?
ダカール・ラリーは、長くオフロード・モータスポーツの最高峰に位置付けられてきた。世界一タフなレースと呼ばれ、比べられるのは、その荒々しさにおいてはマン島TTレースと、耐久性においてはWRCくらいだろう。
近年では、テロの危険性から舞台をアフリカから南米へと移したが、それでもなお、その過酷さは変わらない。
ことしのラリーは1月6日に始まり、1月20日までの開催期間中に9,012kmを走り抜けたが、その半分はスペシャルステージで、ペルーからボリビアを経由してアルゼンチンへと至るルートだった。
1日の最長距離は885kmに達し、スペシャルステージの最長区間は499km。そして参加者に与えられた休日はわずか1日のみだ。
このラリーでは象徴的なシーンが毎年多く生み出されるが、ことしのそれは中でも印象的だった。2009年の勝者である南アフリカのジニール・ドゥヴィリエとドイツ人のコ・ドライバーのディルク・フォン・ツィツェヴィッツが砂丘の中の空洞をトヨタGazoo Racing SAハイラックスで突っ切ったのだ。
これはドゥヴィリエ自身による説明であり、写真はまさにそのときのものだ。