動画 テスラ・ロードスター、火星へ スペースXのロケット打ち上げで
公開 : 2018.02.07 15:40 更新 : 2018.04.18 14:36
テスラのほかに宇宙開発ベンチャーも手掛けるイーロン・マスクは、愛車のロードスターを宇宙へ送り込みました。ロケット打ち上げは成功し、目指すは火星近くの太陽周回軌道です。
もくじ
ー 火星を目指す真っ赤なテスラ
ー クルマを積んだのは退屈しのぎ?
ー クラス最高水準の性能
火星を目指す真っ赤なテスラ
宇宙進出を目指すベンチャー企業のスペースXはファルコン・ヘビーと銘打ったロケットの打ち上げに成功した。その荷室には、真っ赤なテスラ・ロードスターが積み込まれている。
スペースXのオーナーは、テスラと同じイーロン・マスク。宇宙へ飛んだロードスターは、マスクの愛車だ。ロケットは火星近くまで飛び、太陽周回軌道に入る予定だ。
2月6日の打ち上げの模様はライブ配信されたが、そのカメラが捉えたロードスターのオーディオからは、デヴィッド・ボウイの「スペース・オディティ」が流れていた。また、グローブボックスにはSFコメディの「銀河ヒッチハイク・ガイド」と、作中に登場する小物のタオルが収められている。運転席に座るのは、スペースXの宇宙服を着たマネキンだ。
ロードスターはロケットで地球低軌道へ達し、ヴァン・アレン帯を抜けて火星を目指す。そうして目的地に到達したら、ロケットから放出された赤いロードスターが、赤い星のそばを通り過ぎる、という計画である。