マクラーレン 「セナ」でル・マン復帰は? CEOはレースに関心
公開 : 2018.02.08 19:10
マクラーレン・セナに関するニュースです。「セナ」でル・マン24時間の復帰を考えているのか? 同社CEOに、質問をぶつけてみました。
AUTOCAR予想イメージ 「セナ」レース仕様
最高出力790ps、最大トルク81.6kg-mというスペックが発表されたマクラーレン・セナ。公道走行可能なモデルでありながら、サーキット走行ではマクラーレン史上最速と謳われている。
マクラーレン・オートモーティブのCEO、マイク・フルーウィットに、ル・マン24時間耐久レース参戦の可能性について取材してみた。
「たしかにレース参戦を検討することが可能でしょう。現段階では、なにも判断していませんが、あるプランを頭のなかに描いています」
「エアロダイナミクスを重視した設計。飛び抜けたバランス。マクラーレンのそうした性能を考えれば、とても高い競争力を発揮するでしょう。参戦すれば勝てるなんて言うつもりはありません。しかしレースに出るならば目標はただひとつ、勝利だけなのです」
夢のレース? セナ vs ヴァルキリー vs プロジェクト1
ル・マン24時間耐久レースのトップカテゴリーでは、テクニカル・ルールの変更も話題に出ている。公道走行に対応したスーパーカーの出場が可能となれば、マクラーレン・セナ、アストン マーティン・ヴァルキリー、メルセデス-AMGプロジェクト1も参戦できるわけだ。
ACOがそうしたルール変更を加えれば、最も早くて2020年には、ル・マンでスーパーカーが優勝争いするのを見られるだろう。
なお75万ポンド(1億1434万円)のセナは、500台限定のモデルで、今年秋から生産を開始する。