アウディ新EV「e-tron」、ジュネーブで公道テスト Q8/Q6との関係も示唆
公開 : 2018.03.05 17:50 更新 : 2018.03.05 18:03
アウディ初の完全電動SUVとなるe-トロンが今週のジュネーブで公道テストを行うようです。ジャガーI-PACEに続いて、今年後半の市場投入が予定されており、この名前は、BMWのiやメルセデスのEQのようなサブブランドではなく、「クワトロ」のように電動モデルを表すためのサフィックスとなるようです。
もくじ
ー 完全電動SUV 航続距離は500km以上
ー ポルシェ・ミッションEベースゆずりの電動プラットフォーム
ー バッテリーの進歩と充電インフラの充実が発売の決め手
ー e-トロンの名はサブブランドにはならず
完全電動SUV 航続距離は500km以上
完全電動SUVモデルの発売が待たれるなか、アウディでは自身初のピュアEVのSUVモデルとなるe-トロンへの関心を高めるため、今週のジュネーブ・モーターショーに合わせて公道テストを実施する。
この新型SUVの1群が走行するのは、ジュネーブ大学や美術・歴史博物館などの有名スポットを含む市中心部である。
テストでは250台のe-トロン開発車両が使用されることになる。これらの車両は既に昨年からテスト走行を重ねており、発売間近のこのピュアEVは最終仕上げの段階にある。e-トロンはジャガーI-PACEに続いて、今年後半には路上へと送り出される予定だ。
エクステリア・デザインについての最新予想を見てみよう。量産モデルでは、ベースとなったコンセプトモデルのe-トロン・クワトロ・コンセプトからはややトーンダウンしたものとなり、より抑制の効いたフロントと、傾斜のゆるやかなリアウインドウが与えられることになる。
しかし、コンセプトモデルで見られた、リアのテールライトまで続くラインを含めたライトデザインは、そのまま残されている。