マクラーレンMSO最新作 アトランティック・ブルー720S ジュネーブ・モーターショー
公開 : 2018.03.08 18:10
マクラーレン「アトランティック・ブルー720S」が、ジュネーブ・モーターショーで発表されました。ビスポーク部門のMSOが手がけた処女作から1年。最新作は、深い蒼をまとったモデルとなりました。
マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)
特別に開発された深いブルーのペイント仕上げ、クラシックなサドルタン・レザーのインテリア。MSOが手がけたアトランティック・ブルーのマクラーレン720Sが、ジュネーブ・モーターショーの会場を沸かせた。
MSOのビスポークとしては、
新開発のアトランティック・ブルーのペイント、
サドルタン・レザーのインテリア(スレート・グレーのステッチ入り)
カーボン・ブラック・レザー/グレー・アルカンターラのコクピット
を採用し、フロア・マットもビスポーク仕様となっている。
さらには、サーキット走行用にマクラーレン・トラック・テレメトリーとカメラ・システムを搭載。街中でも快適に走行できるようにセンサーとカメラによる360°パークアシストシステムも採用している。
アトランティック・ブルーのペイントを際立たせているのが、ダーク・パラジウムによるエクステリアの仕上げ、グロス・フィニッシュのビジュアル・カーボン・ファイバー、ジルコンによるウインドウ周囲の仕立て。ステンレス製のスポーツ・エグゾーストはチタン製フィニッシャーを備え、ツインスポークの軽量ホイールが足元を引き締める。
MSOアンサー・アリ 発表会コメント
MSOのマネージング・ディレクター、アンサー・アリは次のように述べている。「MSOが製作する720Sはどれもが美しくて華やかです。それぞれが他のマシンとは違った持ち味を備え、オーナーの好みに合わせた独自の表現とテイストを持っているからに他なりません。MSOでは、アトランティック・ブルー720Sのように他にはないテイストを持ったマシンを創り出そうとしています。マクラーレンでは様々な可能性が驚くほど現実のものとなるのです」
4.0ℓV8ツインターボ・エンジンは、最高出力720ps、最高速度340Km/h、0-100km/h加速2.9秒というパフォーマンスを発揮。それにもかかわらず、シートヒーター、キーレス・エントリー、ソフトクローズ・ドア、クルーズ・コントロール、パワーアジャストステアリング・コラム、エアコンなどを標準装備している。
2017年にジュネーブで発表されたMSOによる最初のビスポークプロジェクト、スーパーシリーズセカンドジェネレーションの720Sヴェロシティから1年経ち、今回MSOによる最新モデルが登場した形になる。
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