続報 アウディTT、マイナーチェンジは2018年後半か エンジン/内外装を予想
公開 : 2018.03.15 11:40 更新 : 2018.03.15 12:17
アウディTTのミドルライフ・フェイスリフトの続報です。エンジンは1.8ℓ/2.0ℓガソリンと変わらず(欧州はディーゼルも維持か)、燃費/出力向上に力をいれるでしょう。外観はR8に少し似たものになり、内装は小変更。発表は2018年末、発売は2019年と予想します。
もくじ
ー TTフェイスリフト R8似に?
ー TT、どう変わっていくのか
ー 2018年発表 2019年発売か
TTフェイスリフト R8似に?
アウディTTのマイナーチェンジモデル。次回は雪の中を走る姿を入手し、今回はニュルブルクリンクでキャッチした。
3代目TTのミドルライフ・フェイスリフト版にあたり、カモフラージュの位置を観察するに、バンパーやライトが変わるくらい。ほかの変更はあまり大掛かりではなさそうだ。
ヘッドライトは従来型より上下方向にスリムに見える。デイライトの意匠変更もうけるようだ。端的にいってしまうと、R8のそれに似ている。
TT、どう変わっていくのか
エンジンの種類、大きくかわらず?
MQBプラットフォームを用いる2ドアモデルは欧州の場合、1.8ℓTFSIと2.0ℓTFSI(ガソリン)の2本立て。2.0ℓTDI(ディーゼル)ユニットもある。
2017年はディーゼルの売り上げがおよそ半分まで減少した。TT全体のセールスに対し。ディーゼルが占めるのはわずか16%(7767台)となった。
ディーゼルの需要が減ってきていることを考えると、本モデルの投入時にラインナップから落とすチャンスとも言えそうだが、欧州以外のマーケットでは根強い人気を得ているため、続投も考えられる。
いずれにしても、次回のフルモデルチェンジ時にはラインナップする落ちをすることは十分に考えられる。
1.5「エボ」見送りか TT RSは強化へ
フォルクスワーゲン・グループは1.5ℓ「エボ」エンジンを発表したばかりだが、150psという最高出力を考えると、エントリーグレードのさらに下に食い込むことになる。したがって採用の可能性は考えづらい。
よって既存のパワーユニットの燃費ならびに出力向上に徹することになるのではないだろうか。
TT RSが搭載する2.5ℓ直列5気筒も、現在の400psから406ps前後まで強化されるはずだ。
内装、現行型ほどの進化はなし
TTがデビューした直後は、「バーチャル・コックピット」が同社を牽引する目玉として披露されたが、ミドルライフ・フェイスリフト版は大きく変わらないと考える。
2018年発表 2019年発売か
2019年までは販売を待つ必要がありそうだが、テスト車の完成度を見る限り、発表は今年後半となりそうだ。
現行モデルは2014年のジュネーブ・モーターショーで発表された。