アルピーヌのディレクターが移籍 JLRのSVO部門へ アストン、テスラの経験も
公開 : 2018.03.15 16:10
アルピーヌを率いた、マイケル・ヴァン・デル・サンデが、ジャガー・ランドローバーのSVOに移籍します。アストン マーティン、テスラ、ハーレー・ダビッドソンなどを経験。同役職の前任はジョン・エドワーズでした。「成功をさらに上のレベルへ」と意気込みます。
アルピーヌからJLRのSVOへ
アルピーヌを率いてきたマイケル・ヴァン・デル・サンデが、ジャガー・ランドローバーのSVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)に移籍する。
なおSVOにおけるポジションはマネージング・ディレクター。前任はJLRで27年間勤めあげたジョン・エドワーズだった。ジョン・エドワーズは6月にJLRを去る。
マイケル・ヴァン・デル・サンデは、アストン マーティン、テスラ、ハーレー・ダビッドソンなどで蓄えた経験をSVOに投下する。
現職のアルピーヌにおけるポジションからは、今後数週間のうちに退く。同社における彼の最後のキャリアはA110の開発であった。
「ジャガーF-タイプSVR、レンジローバーSVクーペなど、SVOブランドがローンチされてから長く経っていないにもかかわらず、非常に力強いモデルが生まれました。またジャガーXKSSなどのクラシックビジネスも有望です。業界のなかで稀有ともいえる成功例を、さらに上のレベルにまで引きあげられれば、これ以上のことはないでしょう」とマイケル・ヴァン・デル・サンデは語る。
なお、アルピーヌからはチーフエンジニアだったデビッド・トゥウィッグも流出している。くわしくは「前アルピーヌA110責任者、中国資本のEVスタートアップ「バイトン」へ SUV開発で」。