ランボルギーニ・イスレロ50周年 マニュアル復刻も開始 テクノクラシカ(3)

公開 : 2018.03.22 17:40

ランボルギーニからもう1台、50周年のニュースです。1968年にデビューしたイスレロも、誕生から半世紀を迎えました。テクノクラシカの会場には「S」を出品。あわせてヒストリックモデルのマニュアル復刻も始まっています。

1968年発表 イスレロが50周年

ランボルギーニ・イスレロが今年、誕生50周年を迎え、同社のクラシックモデルを扱う部門、ポロ・ストリコがそれを祝した展示を行っている。

イスレロは1968年に登場し、1970年までに220台以上を製造。ランボルギーニ400GTの後継モデルで、同じ4.0ℓV12エンジン(320ps)を採用していた。


ドイツ・エッセンで開催中のテクノクラシカに展示されたのはイスレロS。パリッド・グリーンの外装色に、タバコカラーの内装で仕立てた個体は、わずか70台のみ製造された最高出力350psの「S」だ。1969年に導入された「S」は、ボディワークとインテリアを変更し、ラグジュアリー性を高めたモデルである。


アウトモビリ・ランボルギーニは、クラシックモデル用のオリジナル・スペアパーツを勢力的に開発している。並行して、ヒストリックモデル用のオリジナル・マニュアルの復刻も徐々に開始。テクノクラシカの会場では、エスパーダ、さらにイスレロSのオーナーズ・マニュアルのリプリント版を展示。オリジナルのデザインを復活させ、印刷、製本の工程も、当時の方法で作業にあたったという。

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