BMW X7 Mバージョンの存在、明らかに 11月公開へ
公開 : 2018.03.23 12:25 更新 : 2018.03.23 12:33
BMWから発売予定の「X7」ですが、Mバージョンのテスト風景を目撃。単なるX5のストレッチ版ではないこのSUVトップモデル。Mバージョンは、生粋のMモデルというよりも、最高級モデルの位置づけだとか。夏までには米国スパータンバーグ工場で量産試作が始まります。
もくじ
ー SUVトップモデル 生産は米スパータンバーグ工場
ー X5とは全く別のモデル
ー 搭載エンジン未定 プラグインハイブリッドは登場予定
SUVトップモデル 生産は米スパータンバーグ工場
Mパッケージのトリムをもつ「BMW X7」の開発車両が目撃された。将来的なレンジローバーのライバルと目される、スポーティバージョンのルックスが垣間見える。
11月のロサンゼルス・モーターショーでの公開が予定されているSUVのトップモデルで、メルセデス・ベンツGLSのライバルでもある。その姿は、昨年のフランクフルトで公開されたX7 iPerformnaceの影響を強く受けている。
BMWから発売間近の7人乗りSUVには当初、X7 iPerformanceのハイブリッド・パワートレインではなく、自然吸気エンジンが搭載されることになる。しかし、ハイブリッドモデルも後から追加される予定だ。
7シリーズとともに、BMWのラインナップにおけるフラッグシップとなるX7の英国上陸は、2019年2月が予定されている。今年前半には、最初の量産試作モデルが、米国サウスカロライナ州にあるスパータンバーグ工場からロールオフされる見込みだ。
過去数カ月にわたって、X7の路上テストが目撃されており、このSUVのデザインとサイズに関するヒントとなってきた。これまでのBMWで最大のSUVであり、ボクシーなキャビンエリアをもつ典型的なSUVスタイルを採用。
スクープ画像が示すように、議論をよんだX7 iPerformanceに比べて抑制されたフラットなフロントフェースを組み合わせている。しかし、XLサイズのキドニーグリルと薄いヘッドライト・デザインはそのまま残されるようだ。