ジープ 新たなエントリーモデル検討中 次期パンダの兄弟車に
公開 : 2018.03.23 06:10
ジープが、レネゲードよりも「小型なモデル」の発売を検討しています。実現すれば、次期パンダとメカニカルコンポーネントを共有することになる新コンパクトモデル。6月1日にFCA総裁セルジオ・マルキオンネから何らかの発表があるようです。
もくじ
ー 新たな小型モデル 狙いは欧州/ラテンアメリカ
ー ライバルは身内 マルキオンネの後継も発表?
新たな小型モデル 狙いは欧州/ラテンアメリカ
ジープの新たな小型モデルが、今後5年以内の発売に向けた検討対象となっている。
新型のコンパクトモデルは、レネゲードの下に位置付けられるエントリーモデルとして、およそ1万5000ポンド(230万円)という値札が掲げられるだろう。
「レネゲードよりも小型のモデルというのは、われわれにとって非常に興味深いアイデアであり、この計画については現在積極的にその可能性を探っています」とジープCEOのマイケル・マンリーはいう。
ジープは、フィアット500Xでも使用されているレネゲードのプラットフォームから新たな小型モデルを作り出すこともできる。しかしコンパクトなボディサイズには、新しく、より軽量なプラットフォームが必要になるだろう。
「より小型のSUVモデルに対する欧州市場の動きを注視してきましたが、ラテンアメリカにも市場があるかも知れません」とマンリーは付け加える。
しかし、この新型モデルが中国市場で発売されることはなさそうだ。マンリーは中国市場のコンパクトSUVに対する要求は、お買い得なモデルを提供している中国ブランドが十分に満たしていると話す。