次期フォード・フォーカスST 2.3ℓエコブースト採用 2019年登場か
公開 : 2018.04.24 10:50
先日発表された新型フォード・フォーカスの高性能版「ST」がまもなく登場します。2020年にハイブリッドのRSが登場するまでの間、フォーカスの最高峰を努めます。FFのシャシーに2.3ℓエコブーストを搭載し、6速MTのみが用意されるようです。
もくじ
2.3ℓエコブースト搭載
フォードは次期フォーカスSTに実績ある2.3ℓエコブーストエンジンを搭載するようだ。これがフォーカス最後の非電動ハイパフォーマンスモデルとなる。
今までのSTに搭載されてきた2.0ℓエンジンの代わりに搭載される2.3ℓエンジンは、350psのフォーカスRSのアルミ製4気筒と技術的には非常に近い。ただし、前輪駆動のST向けに250ps前後となるだろう。次期型RSは2020年以降のハイブリッド化の先駆けとなるだけに、このSTはフォーカスのホット版として最後の内燃機関のみで走るモデルとなるはずだ。
フォードが新型フィエスタSTに搭載するパワフルな1.5ℓ3気筒ではなく2.3ℓを選んだことには、小さいエンジンでは不十分だと考えたのだろう。フォーカスSTは280psのルノー・メガーヌR.S.や270psのプジョー308GTiと戦わなければならないのだ。
この2.3ℓエンジンはフォーカスRSレッド・エディションでは375psを絞り出している。しかし、フォーカスSTではより実用重視のセッティングとなる見込みだ。6速マニュアル・ギアボックスのみが用意され、ATの設定はない。