フォード 北米でフィエスタや複数サルーン廃止 2020年までに
公開 : 2018.04.27 16:40
フォードは北米市場における乗用車のラインナップを大幅に整理することを決定しました。これは北米におけるサルーンの需要の減少とSUV人気の高まりを受けてのものです。人気車種にはハイブリッド車を順次追加していくようです。
もくじ
ー フィエスタ、フュージョンなどを廃止
ー ハイブリッドに注力
フィエスタ、フュージョンなどを廃止
フォードはフィエスタ・ハッチバックやフュージョン(モンデオの米国版)を北米ラインナップから廃止することを決定した。
同社はより大型サルーンのトーラスも廃止する予定であり、2020年以降に販売を継続する乗用車はマスタングとフォーカスのみということになる。
その他の販売車種はSUVやピックアップなどがある。そして、「乗用車とユーティリティ・ビークルの良さを兼ね備えたクルマ」と説明する新型車を投入する可能性もある。
これらの変更はサルーンからSUVへの消費者の需要の変化にあわせたものだ。CEOのジム・ハケット氏は、「より長期的な利益率をあげるため、需要の変化に対応する必要があります」と語る。
「実績の悪い部分を改善することで収益をあげることができるなら、そうします。ですが、もしそれによる成果が十分に期待できないのであれば、そこへの投資を他に回す方が良い場合もあるでしょう」
それでは「他」とは何なのだろう?