ジャガー I-PACE SVRを開発か 電動SUVの新たなフラッグシップに
公開 : 2018.05.02 11:10 更新 : 2018.05.02 11:41
ジャガーのI-PACE SVRについて、同社の製品戦略担当者に話を聞きました。EVで高性能を突き詰めれば0-97km/hが1.8秒というクルマも可能なようです。しかし、速すぎるのも危険を招くうえ、直線だけの速さではすぐに飽きられてしまうと語ります。
もくじ
ー 0-97km/h 1.8秒も可能
ー eトロフィーとの関連も
0-97km/h 1.8秒も可能
ジャガーのI-PACE SVRや、その他の電動ハイパフォーマンスカーは、0-97km/hの加速だけを追求して作られているのではない、とジャガー・ランドローバーの上層部は口をそろえる。
I-PACE SVRについてのうわさに対し、製品計画ボスのハンノ・カーナー氏は、「ひとつの可能性として検討中であり、社内のチームが動いています」と口を濁した。
「われわれはSVRの電動化について自問しています」とカーナー氏はいう。「たしかに、それによって0-97km/hを1.8秒で加速するクルマを作ることができます。これは良い見出しになるでしょう。しかし、それだけでは1度か2度試したらもう飽きてしまうのではないでしょうか」
彼はI-PACEの50:50の重量配分やダイナミックなセッティングを取り上げ、このクルマの可能性に言及した。そして、現在SVR車に使われているような技術をI-PACEにも採用する可能性を示唆した。ただし、電動パワートレインの取り扱いには注意が必要だと指摘する。