マクラーレン 新カーボン工場操業へ第一歩 ふたつのメリット

公開 : 2018.06.01 18:10  更新 : 2018.06.14 19:02

マクラーレンの新しいカーボン工場(MCTC)が完成し、責任者に鍵が手渡されました。2019年の操業開始を予定しており、現在外注しているマクラーレン車のカーボンファイバータブが自社生産されます。これにより設計の自由度が向上するとのことです。

もくじ

新カーボン工場が竣工
カーボンファイバータブを自社生産

新カーボン工場が竣工

マクラーレンが5000万ポンド(72億円)を投じてサウスヨークシャーに建設した新しいカーボンファイバー工場は、操業開始に向け新たな一歩を踏み出した。

工場の鍵を手渡されたラス・ニク・アーイは、マクラーレン・コンポジッツ・テクノロジー・センター(MCTC)が今後数カ月の間に「生産設備が整えられ、来年には数百人の熟練工の手による生産が開始されます」と述べた。

マクラーレンが初めて地元を離れて生産する拠点となるこの工場は、シェフィールドとロザラムの間に位置するキャトクリフに建設された。

また操業開始には至っていないものの、先日行われたオープニングイベントでは、同社のハイパーカー「セナ」が登場した。ここでドーナツターンを披露し、この6700平方メートルの新工場への洗礼とした。

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