アウディ・アイコン 2021年に限定生産も ドローン搭載/航続800km
公開 : 2018.06.08 07:10
アウディが昨年発表したコンセプトカー2台に、限定生産の動き! サルーンの「アイコン」、SUVの「エレーヌ」です。レベル4以上の高度自動運転、小型ドローン装備、航続距離800km。夢のようなテクノロジーを4ページにわたりご紹介します。
もくじ
ー 「エレーヌ」「アイコン」 2台のコンセプト
ー 移動中の過ごし方 こう変わる
ー 3基のモーターで435psを発揮
ー 航続距離 800km目標
「エレーヌ」「アイコン」 2台のコンセプト
アウディのルパート・シュタッドラー会長は、コンセプトカーの「アウディ・アイコン」をベースとした自動運転車を、2021年に生産開始すると発表した。同コンセプトカーは昨年のフランクフルトショーで発表されたAI搭載車だ。
公式な生産台数は発表されていないが、パイロット・プロジェクトの一環であることを考慮すると、3桁に到達する可能性は低い。このプロジェクトは、アウディの「技術による先進」というキャッチフレーズが50周年になることを記念するものだ。ただし、この計画が同社内のプロジェクトなのか、社外にも発信されるものなのかは不明である。
これまでにアウディは、人工知能を搭載した「エレーヌ」と「アイコン」のふたつのコンセプトを発表し、クルマとAIの将来的な関係を示している。
2017年のフランクフルト・モーターショーの前夜に発表された電動SUVのエレーヌとサルーンのアイコンはアウディが開発している自動運転技術の将来像を象徴するものだった。
インゴルシュタットにあるアウディのデザインスタジオで、マーク・リヒテがデザインを指揮。高度に自動化されており、人工知能、機械学習、車車間通信と路車間通信など、すべての新技術が詰め込まれている。完全な自動化が達成されれば、乗員は移動時間をより自由に使うことができるのだ。