新型トヨタ・クラウン 15代目はTNGA + パワートレイン3種 車両概要を発表
公開 : 2018.06.08 23:59 更新 : 2021.01.28 17:04
トヨタ・クラウン新型について、車両概要が発表されました。15代目はTNGAを採用。3.5ℓハイブリッド、2.5ℓハイブリッド、2.0ℓターボというパワートレイン構成になります。なんと、アスリート、ロイヤルといった分類がなくなり、「クラウン」に一本化!
ニュルで開発 6/26正式発表へ
トヨタは新型クラウンのグレード、パワートレイン構成を公開した。
15代目は、マジェスタ、ロイヤル、アスリートという車種構成を廃止し、「クラウン」として一本化。サイズについては、全幅と最小回転半径のみ明らかとなった。
全幅:1800mm
最小回転半径:5.3m
TNGAを採用した新骨格ボディは、新開発のフロントサスペンションを装備。クラウンとしては初めて、ニュルブルクリンクでプラットフォームを検証。その期間は2年にわたるという。
パワートレインは下記の3種類となった。このうち、3.5ℓハイブリッドはレクサスLS、LCと同じユニット。2.5ℓハイブリッドは、カムリのものを縦置きにして搭載した。2.0ℓについては、従来型に比べて出力がアップされるという。
3.5ℓハイブリッド車
V6 8GR-FXSエンジン + マルチステージ・ハイブリッドシステム
10段変速制御(シーケンシャル・シフトマチック:10段+パドルシフト)
後輪駆動
グレード構成:Gエグゼクティブ
2.5ℓハイブリッド車
A25A-FXSエンジン + ハイブリッドシステム
電気式無段変速機(シーケンシャル・シフトマチック:6段 + パドルシフト)
後輪駆動/4WD
グレード構成:S、RS Four、RSアドバンス
2.0ℓターボ
2.0ℓ 8AR-FTS直噴ターボ
8スーパーECT(シーケンシャル・シフトマチック:8段 + パドルシフト)
後輪駆動
グレード構成:B、RS、RSアドバンス、RS B
また安全装備については、夜間歩行者検知に対応したPCS(プリクラッシュセーフティ)、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールを搭載した「トヨタ・セーフティ・センス(第2世代版)」が適用される。
量産型のトヨタ・クラウン新型は、6月26日に正式発表。新たなコネクテッドカーとして登場することをトヨタは認めており、注目を集めている。
新型クラウン・プロトタイプの走行性能については、試乗インプレッション「試乗 トヨタ新型クラウン・プロトタイプ ハイブリッド車/2ℓターボ車を比較評価」をあわせてご確認いただきたい。