新型アウディA1発表 大型化、装備を充実
公開 : 2018.06.19 13:04 更新 : 2018.06.19 13:07
アウディは小型ハッチバックの2世代目「A1」を発表しました。A1はアウディの売り上げの多くを占めるモデルですが、2倍以上の売り上げを誇るミニには水をあけられています。ボディをやや大型化し室内空間を拡大するとともに、装備を充実させてミニに対抗します。
もくじ
ー 売り上げ2倍のミニに対抗
ー 3種類のガソリンエンジン ディーゼルは無し
ー 運転支援装備も多数 ミニと同等の価格に
売り上げ2倍のミニに対抗
アウディはミニとの戦いを制するべく、新型のA1スポーツバックを発表した。新技術や安全装備が満載され、高級感も高められている。
若年層への訴求力を高めたこの2世代目A1は11月に発売される。現行のA1はアウディが英国で3番目に多くを売り上げたモデルだ。欧州全体で見てもその割合は高い。2010年の発売以来、売り上げが9万台を下回ったのはわずかに1度だけだ。しかし、ミニなどのライバルの売り上げはその2倍を超える。
この新型A1は今まで以上にスポーティなデザインが与えられ、クワトロのブランドイメージを体現している。シングルフレームのフロントグリルや、ボンネットの3つのスリットは1984年のスポーツ・クワトロを彷彿とさせる。
VWグループ内の同じMQB A0プラットフォームを採用するVWポロやセアト・イビサなどと同様に、A1は5ドアのみが用意される。ボディサイズは室内空間の拡大のために大型化し、荷室も65ℓ増加した。